8月5日(月)18時から松尾公民館において飯田市小中連携・一貫教育シンポジウムが開催されました。
その内容を報告します。

◇ 子どもと地域の協働の取組から、竜峡中学校今田人形座による『寿式三番叟』の上演

01

◇ 基調講演 岸 裕司 氏(文部科学省コミュニティー・スクールマイスター)
『地域とともにある学校づくりの推進~秋津コミュニティの取組~』
・学校を拠点にみんなが集い、生涯学習を楽しもう
・秋津小学校21年の実践
・学校づくり+子育ち+まち育て+福祉コミュニティは一体推進でこそうまくいく
・推進は何をするにも「融合の発想=Win&Win」で

◇ パネルディスカッション
コーディネータ 木下 巨一(飯田市公民館副館長)
パネラー
・塩沢 一志 氏(上久堅まちづくり委員会委員長)上久堅地区の課題と解決への対策
・吉澤 之栄 氏(羽場公民館長、飯田市公民館長)羽場地区における学校・家庭・地  域が一体となって子どもを育てている事例
・金森 茂 氏(竜丘小学校教頭)竜丘小学校の地域との連携
・岸 裕司 氏

02

◇ 講 評
佐藤 晴雄 氏(日本大学教授:飯田市小中連携・一貫教育推進委員会外部有識者)
・飯田市の公民館は身近であり、学校と地域をつなぐ役割の一翼を担う存在になりうる。
・色々な大人が学校へ入り、いじめ、不登校、学級崩壊を激減させた例が多くある。
・学校と地域が連携することによって、結果として学力が高まる。
・学校支援ボランティアは、必要な時だけにお願いするのではなく、必要がなくてもお願いすべき。それによって付加価値が生じる。
・地域に小学校が2校あればコミュニティが広がり、小小連携が出来る。
・学校と地域の連携によって、①情緒的な資源、②物理的な資源、③情報交換、④評価的支援が出来る